Voiceless world ー魂魄白日夢奇譚ー

Voiceless world of the voice to you 声無きものの聲をあなたに。      人の不思議(魄)と白日夢の如き奇譚(魂)の物語

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赤ちゃんの不思議ー産土神3

今日、先週大分に行ったお土産と、メンテナンスを頼まれていたものを持って某家へ。
夕方からおじゃまして美味しい晩御飯に食後のお茶までゆ~くりと楽しく堪能してまいりました。
大家族ならではの巨大なホットプレートは流石に我が家では視られないものでございます(笑。


さて、その大家族に最近、可愛い赤ちゃんが加わりました。


生後まだ1ヶ月ちょっとですが、
やっぱり可愛いですねーw


生後3週間のまだふにゃふにゃな時に抱っこしたら
ずっしりとした重みが伝わって来ていたのですが、
体重がその時よりも増えているはずの今日は、その前よりもずっと抱っこしやすくて軽く感じます。


体がしっかりしてくるって、
自分で自分を支える力も生まれてくるんだろうな、と。
抱っこという一見「他人任せ」の状態でも、
実は自分で自分を支えている…。

僅かな時間でも大きく「成長する」実感に、感動してました。


で、この赤さん(奈良では赤ちゃんを「あかさん」と言う事が多い)
まだ目がはっきりしてないこともあるのですが、
ご家族いわく、あらぬ方向をよく見ているとのこと。


食後のお茶もまったり楽しんだあと、
皆で赤さんを囲んで団欒となったのですが、
ふと気が付くと、一方向をずーーーーーーと見ています。





しかも


眉間にしわ寄ってないかえ?


・・・


ふと思って、
あかさんが見ている周囲を手で触ってみましたら


・・・あ、何かいるじゃん 
⇒がしっっっ(←捕まえた)


⇒そのまま赤さんの視野から外れるように足の方に手を回して私の側に。


⇒はい、さようなら じゅっっ!(←浄化) 


私が「それ」を捕まえて赤さんの目線から外した瞬間、
それまで話し掛けても、体を触っても
ずーーーっと右を向いて首を動かさなかった赤さんが
正面をひょいっと向き、
そのあと、私の方を向いて・・・


わ、


笑ったよ・・・・・・・・・


しかも新生児微笑なんだろうと思うけど、なんだそのニヒルな笑い←



流石にこのタイミングには一部始終を見ていたご家族もびっくり。
やっぱり、赤ちゃんって見えないものが見えてるんだね!
そういえば、○○ちゃんの小さい時は…
という話になりました。



赤ちゃん、凄いわぁ


***

所で、上の方曰く・・・


この世に生命が誕生するとき。


生み出そうとする親の気持ちと、
生まれいでようとする子の気持ちと、
それに加えて、
生まれる「場」の力の助けがないと
生まれてこれないとの事。


その場にある「生まれてくるものを生み出す気」を人は「うぶすな」と呼んだようです。


氏神や守り神などと同じように「神」がついても、
産土「神」は少し違う。
とおっさる。


上手く説明できないのですが、
神は人格があるというか、会話が成立しますし、
イメージ的に人や物の形をフィルターとして見えることが多いです。
(かなりの上位神になると、高密度のエネルギー体として認識して特定の形は見えませんが)


けど、産土神はちょっと違うのです。
その場のエネルギーそのものというか、「気」というか…
広い意味で捉えるなら、それは「地球がもつ生命を生み出す力」と言い換える事が出来るように感じます。


其処に「善悪」であったり、
「別け隔て」とか、
「理由」とか、
そんなものを全く感じないのです。


植物も
動物も
人間も
この星の、その大地(海もその下に大地がありますので)に生まれいづる時に
その気の力を得るようです。


それが産土の気。


これは生まれたその場所で得る
例えるなら「初乳」のようなとても大事な「生命の糧」。


氏神や守り神は、後天的であったり、
親や親族経由だったりで、
変な話、「選べる」のですが、
産土は、生まれた土地で決定します。


その後、すぐに引っ越ししたとしても、
生まれて数時間で他の国に行ったとしても、
その子の産土は「生まれ落ちた場所」で決定するのとのこと。


生まれた時に、
助け、初乳のように赤子を守り生きる力を与える産土の気は、
その子の体に取り込まれています。


出来れば、成長する段階や、大人になっても時々補充できたらいいようです。


補充する方法は、
「歩く」=足の裏の湧泉から吸収
「その土地の温泉に入る」
「その土地の生産物を食べる」(産土の気が入っている)
「その土地の生産物を身につける」などなど。


そう思った時、
一昔前から言われている「スローフード」という考え方は
実は産土の効用原理も含まれているかなwと思ったのでした。



産土神の事を聞いていくと、
悲しいことも教えもらいました。


それは、産土の力が弱くなってきているということ。


農薬やアスファルトに囲またり・・・
色々な事で「大地自身が疲弊」しているようです。


産土が元気であれば、
直接産土の地に触れなくても、
駅伝のように、産土のエネルギーをその人に届けることが出来たようです。


けど、今は難しい所が多いよね・・・
と言われました。



生まれた場所の気=産土がその人のエネルギーになるなら…


出来るなら、父母どちらかの実家か、ずっと家族が住む場所か、
大好きでよく行く場所(そこの気が好き、風土が好きと思う場所)
が、いいのかな・・・と思ったのでした。


ちなみに、産土は「氏神」様と違って、区画整理的に範囲を区切られてません。
同じ町でも~の方はこういう雰囲気だったり気質し、ーの方はこうだよね。
とか、○○地方はそういう雰囲気だね、
というようなゆるい感じで、各々の産土の違いがあるようです。


だから、直接その土地に行けなくても、
「あ、ここは生まれた場所に似ているかな」と思う場所だったり、
逆に、生まれた場所が分からなくても「この地方は心が安らぐ」とか「元気が出る」
と思える場所であれば、その土地の産土が、その人が生まれた産土に似ている、
とも言えたりします。


これを聞いて、

自分の故郷であれ、
住んでいる所であれ、
この日本が、元気な大地であり続けて欲しい・・・と
生き返って欲しいと、
心から願ったのでした。


続く






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Comment

! 

産土様と氏神様を、自分混同していた感じです…<(_ _)>
続きのお話、お待ちしております!
  • posted by きぷりす 
  • URL 
  • 2015.03/15 08:40分 
  • [Edit]
  • [Res]

NoTitle 

いつも楽しく拝見させていただいています^^

私も産土様と氏神様を混同していました。
我が家は海外生活で、子供達は海外生まれ育ちなのですが、夫も日本人でご先祖様とか代々の信仰は日本だし、教会しかないから産土様いないのかも?と心配していました。

いつもぬかるんでいた公園が舗装されて、実は喜んでいたのですが、残り少ない大地を覆ってしまい気を頂けないとおもうと寂しいですね。
  • posted by るばろば 
  • URL 
  • 2015.03/17 20:36分 
  • [Edit]
  • [Res]

Re: きぷりすさん 

書きたいと思いつつ、
なんか色々ありまして(いつもそうだよねぇ…涙)、
お返事遅れて申し訳ありません。

コメント嬉しいです!!
書きたいなと思います。
ありがとうございますw
  • posted by 瑚月 kogetu 
  • URL 
  • 2015.03/31 21:47分 
  • [Edit]
  • [Res]

Re: るばろばさん 

> いつもぬかるんでいた公園が舗装されて、実は喜んでいたのですが、残り少ない大地を覆ってしまい気を頂けないとおもうと寂しいですね。

ぬかるんでいるのは不便ですもんね。

全部舗装しなくてはいけなかったのか、
排水や土の質を考えれば改善できたのか、
もともとの土地の状態はぬかるんでいたのか、
それとも人為的な事が逆にぬかるみを呼んだのか…。

それは分かりませんが…。
人の「生活の便利さ」と土地が生きていく、
というのは必ずしも双方の想いが合致するというものではないのですよね…。
悲しいことに…。

何処までを人に合わせるか
どこまでを他の生き物や大地に合わせるか。

強者ゆえの余裕を人が持てたらと
個人的には思います。
  • posted by 瑚月 kogetu 
  • URL 
  • 2015.03/31 21:53分 
  • [Edit]
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瑚月 kogetu

Author:瑚月 kogetu
本職>某病院異端リハビリスト。
特技>体を含めものの声を聴く
焼き肉や鍋の時に同僚に重宝される特技でもある)。

東洋系治療と自然農法に興味あり。
『美しく生きる』を考えたい人。

ブログの中の私が体験した白日夢の奇譚は、患者様の特定を防ぐために整体師・耳視師という設定の中で「月櫻(つきお)」さんに小説:白日夢奇譚という形で語って頂いております。
飽くまで本職は病院勤務で整体院は営んでおりません。
ご了承下さい。



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