Voiceless world ー魂魄白日夢奇譚ー

Voiceless world of the voice to you 声無きものの聲をあなたに。      人の不思議(魄)と白日夢の如き奇譚(魂)の物語

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閑話奇譚<瑚月さんは京都に紅葉と珈琲を狩りに その1> 

<人が真理に至る3つの道がある>

ひとつは修業の道、
ひとつは知識の道、
そしてもうひとつが美の道

と、聞いたことがありますと先のシリーズでコメントを頂きました。

そう言えば、出口王仁三郎氏も、
芸術=「美」が理想の世界を作り出す大事な要素だと言われていたそうですね。



自分の中の美を探し、
満たしていきたい。


そういう「欲(意欲=生きる欲=良く生きる かな)」
がやっと我が身に湧いてきた瑚月さん自身にとって、
とても感慨深かったのでシェアさせて頂きたいと思いました。



美しく生きるって、本当に深いですね。
で、先日は、自然の美を求めて京都に紅葉狩りに行ってまいりました。



その数日前から、輝かんばかりに美しい銀杏の黄色に心打たれていた瑚月さん。
「…紅葉狩り…いいなぁ」と思っておりましたら、
友人も同じように銀杏に心動かされていたようで、
本当は二人で「日帰り温泉」に行く予定だったのが前日に友人からメールが舞い込み、
急遽京都に紅葉狩りに行くことに決定しました。



京都の仏閣に行くのは本当に数年ぶり。
もともと京都の神社(秦系列)から瑚月道(兎月道)が始まった瑚月さん
(ブログスタートのきっかけは、亀岡の出雲大神宮=古代系)



なんか京都=仕事押し付けられる=しんどくなる=やっかい←
という悪循環的がトラウマになりかけておりました。


実際、昨年、別の友人に京都の紅葉狩りに誘わたのですが
どうしても気が進まず断った前科が有るくらいです。






綺麗でした!!!
いやー、
紅葉の朱、紅-くれない、炎の赤


桜とは又違う、
けど
確かに日本人の心を躍動させる色


祭りの色
PASSIONの色でした。


あのね、
お詫びします。


京都、見くびっておりましたです。
やっぱり華やかでしたよ。



奈良は奈良で落ち着くのです。
心静かに静養するには持ってこいです。
奈良時間は自分が今まで生活していた時間のリズムに
何かしら影響を与えてくれます。


けど、
京都は逆ですね。


京都は奈良同様に古き日本と申しますが、
根本性格が違います。






の世界なのです。


もともと奈良の神社仏閣は年代物で
色彩を越えた「茶」と「黒」の大地の色です。
そして主流は「寺」=仏界


一方、京都は神社、鳥居の「赤」が私のイメージにあります。


そして…


一番、嬉しかった事は・・・
今回は美を楽しむことにどっぷりと浸かれたのです。


上仕事


なにそれ?
全然なんにも無かったわw


ブログ連載最後の方で重くのしかかってくるものがあって、
頭痛でしんどかったのですが、
それも途中でさようならですっきり。


体調崩さないって素敵!
←ばんざーい ばんざーーい


って、


最初の最初にちょっと雲行きが怪しかったんですけどね。(←おっと)


瑚月さん、
なんと友人を引き連れてまったく違う方向の電車に乗ってしまったのです。


結局、一端スイッチバックして再スタートした感じになりました。


その為、最初乗る予定だった急行ではなく、
追加料金を払ってデラックスに近鉄特急で京都方面に向かうことになりました(あううう)。


という風に、最初につまずきましたが、
後で思うと、
それが「道切り」だったんではないかと思うほど、後続はラッキー続き。


乗り継ぎ運 ↑
そして座り運↑↑!
ほぼ全線、座れました。


これって休日の京都では奇跡的快挙。
 (立っていたら、前の方が次の駅で降りるとか…そんなのが多発) 


お寺の方も最初の東福寺がとってもラッキーでした。
が、ここも最初は「・・・マジですか?」という目に合いました。


駅から、もう人の山でした。
グーグルマップで9分ほどで着くはずの距離を、
のろのろと人の流れに合わせる事2~30分程。



東福寺に行く途中で渡る橋にたどり着きました。
そこで目に飛び込んできた「紅」!

IMG_20141123_111420.jpg



紅葉では通天橋という橋から眺める「屏紅葉」が有名なのです。
しかし、そこで目に飛び込んで来た紅葉の色に
二人共大興奮に「お腹いっぱい」

地味な奈良県民は小食で満足するらしいです。


東福寺に入ると、山のような人々は殆ど通天橋に渡るこれまた長蛇の列に吸い込まれていきます。
その列の恐ろしいこと…

USJやTDLに匹敵するか、超えるのではないかと思うほどです・・・。
(写真の列が数百m、延々と続いています)
IMG_20141123_114247.jpg

すでにお腹いっぱいになった奈良の小市民は、
さらっとその山を抜けて、
重森三玲氏の庭園がある方丈に向かいます。


なーーんと


ガラガラw


ゆっくりと縁側に座って、なみなみならぬ才能を感じさせる石庭を満喫。
石庭では龍安寺が有名ですが、
私の感覚では龍安寺が禅の「静」と「観」の世界なら、
こちらは逆に「動」と「聴」
動き出すのではないかと思うような見事な選択の石と配置。
そして下に広がる模様は風紋か水紋のよう。
耳を澄ませ、世界を知る
という感じです。

IMG_20141123_112732.jpg

縁側に座り、
満喫した後でぐるりと渡り廊下を回りましたら…

其処は紅葉の世界


「なんということでしょう」←ビフォーアフター風
通天橋から見なくても、通天橋から見る紅葉を後ろ側からゆったりと見ることが出来るのです。

IMG_20141123_112907.jpg


写真も、ツーショットも取り放題。
お客さん同士が「すみません、写真とって頂けますか?」と笑顔で交流。

その背後の通天橋からは逆に
「タイムオーバー タイムオーバー 写真取らない!
日本人ならわかりますよね?! 先に進んで!!」
という拡声器で懸命に叫ぶ守衛さんの声が鳴り響きます。


奈良ならば
紅葉に鹿の鳴き声
が、秋の郷愁をそそる風景ですが…


・・・通天橋では世知辛い世の中が展開されておりました。


その後、特別公開の龍吟庵へ。
これまた重森三玲氏の有名な庭園が・・・
見放題!


美しい


石の世界なのに生の動きを感じるよう・・・
けど石だからそれは透明感のある「生」


ああ、だから自然観というか、
「人間が存在しない世界」の姿を感じさせました。


人は、いつの間にか
自然からこんなにも遠く離れた所に来てしまったのかな?
まだ、気がついたら戻れるのか。

一瞬そういう距離感を感じるのですが、
見ているうちに逆に「この世界」は見ている人間が居てこそ存在している。
という、パラドックス的な事にも気が付きました。

IMG_20141123_115209.jpg

美=世界を作る
世界を表現する

という事は、
ちょっと言い過ぎかも知れませんが、
人間である

って事の1つの類義語の様な気がしました。



とっても充実して心身ともに満喫。
そして駅に向かおうと境内から出た時・・・


←鳥羽街道駅 東福寺駅→


という目印が目に飛び込んできました。
あの壮絶なるラッシュに中に飛び込んでいく覚悟でいたのですが、
グーグルさんで視てみたら、
一駅バックするのも距離はそんなに代わりません。


バックしたほうが混んでませんし、スムーズに乗れるに違いありません。
友人と一路、鳥羽街道駅を目指します。



すると路地を曲がった途端、お囃子の音が聴こえ・・・
お祭りの行列がこっちに向かってくるのにスレ違いました。

IMG_20141123_120545.jpg

IMG_20141123_120557.jpg



「筆供養」でした。
同じく通り道にある「天満宮」のお祭りのようです。

IMG_20141123_120800.jpg


何時もなら、これで写真でも撮ろうものならがっつり何かお仕事・・・
ちょっとトラウマが呼び覚まされそうになりましたが
何もなくスルー。


うわ、嬉しいw
そしてめったに見れないお祭りを拝せてお得な気分。


雑踏とは無縁な、
閑静で古風な佇まいの道を通り、
瑚月さんと友達は次の目的地に向かうのでありました。



そうそう…東福寺には石庭の他にも
苔庭も素敵です。

苔庭やその他の石庭。

それは是非、自分の目で見てみて頂きたいです。

東福寺

おみそれ致しました。
瑚月さんには旨味がぎゅっと詰まった満足感のある場所でした。

お勧めです。


その2に続く



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Comment

夢のまほろば 

本当に写真だけでもうっとりです…
北海道に住んでると、鮮やかな紅葉というのには
あまり縁がないのですよね。
最近関西方面のマイミクさんたちが相次いで紅葉写真をアップしてて、
嗚呼、京都方面行きたい!と心の底から声が聞こえます。

私もいずれ見に行く、とここで設定しておきますね。
  • posted by 凛々 
  • URL 
  • 2014.11/30 02:37分 
  • [Edit]
  • [Res]

Re: 凛々さん 

設定>

いいですね!

本当に今年の紅葉はひと味もふた味も違いますわ…。
奈良に来て6年目になりますが、
こんなに山全体が色づいたのは初めてです。

美しいものは心を豊かにしてくれますですよね…
北海道は紅葉は違うかもしれませんが
こちらにない美しいものが一杯一杯あるんと思います。

一度も行ったことないんですよねぇ
御縁があれば何時か行ってみたいです。
  • posted by 瑚月 kogetu 
  • URL 
  • 2014.12/02 22:02分 
  • [Edit]
  • [Res]

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瑚月 kogetu

Author:瑚月 kogetu
本職>某病院異端リハビリスト。
特技>体を含めものの声を聴く
焼き肉や鍋の時に同僚に重宝される特技でもある)。

東洋系治療と自然農法に興味あり。
『美しく生きる』を考えたい人。

ブログの中の私が体験した白日夢の奇譚は、患者様の特定を防ぐために整体師・耳視師という設定の中で「月櫻(つきお)」さんに小説:白日夢奇譚という形で語って頂いております。
飽くまで本職は病院勤務で整体院は営んでおりません。
ご了承下さい。



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