Voiceless world ー魂魄白日夢奇譚ー

Voiceless world of the voice to you 声無きものの聲をあなたに。      人の不思議(魄)と白日夢の如き奇譚(魂)の物語

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文殊菩薩の詞と祈りの手-般若寺・浄瑠璃寺

爽やかな秋の陽に誘われ、
初めて般若寺に行ってみました。
奈良市では秋のコスモスで有名なお寺です。


ご本尊は文殊菩薩様。
獅子に乗った叡智を司ると云われる菩薩様です。


以前、日本三大文殊院である安倍文殊院に行った時に、
「頭の動きを良くして下さい」←
とお願いしたら…。



『早く寝なさい』←


と、生活について3つ程ご指導を頂きました…orz。




今回はちょっと違う内容ですが、
「診させて頂いている方にとって必要な知恵が降りてきますように…」
と祈りしました所…。


ベロン


と、横側から獅子さんに舐められました。

横!?

と、思った途端、
自分の視野が自分を真上から見ている俯瞰図(ふかんず)になった。


三方から文殊様に囲まれています。
「文殊様、分身されるんですか?」って思った途端、
『3体にでも、何体にでも無数に成れるぞ』とのお言葉が聞こえました。



そして、後は詞ではなく、
イメージで来ました。


****


真理は1つ。

と言うが、
その1つは色々な方向から視ることで、
「1つであるが、多数の見方になる」


沢山の文殊様に円状に囲まれている私。
しかし、
中心に居る私は私1人。





真実は1つというが、
「その人にとっての真実」。



民族・文化・主義…。
多くの要因により、1つの事象の意味が変わってくる…



だからこそ、どんな事も、同んな情報も、
受け取る者自身の心が不動である事が大事。
故に自分自身をしっかり持つことが大事。




****


そういう意味だと思いました…。
今、この記事を書いててある逸話を思い出しました。


>目が見えない方達が初めて「象」を触りました。
>ある方は「象は細長い」(しっぽを触った)
>ある方は「ゴワゴワした壁のよう」(腹を触った)
>皆が感想を言い合いますが其れぞれの「象」は違っていました。
>それぞれが自分が正しいと主張して対立が深まります。
>しかし何らかの理由でそれが同じ物の別の部分であると気づき、
>対立が解消します。

ことわざで「群盲象を評す(ぐんもうぞうをひょうす)」と言う話です。


この場合、「象(真実)」は1つで受け取る側が大勢です。
私が見たイメージは、多分、受け取った大勢の方が語る沢山の「真実の断片」を聞く、
たった1人の存在の様。


>何らかの理由でそれが同じ物の別の部分であると気付く


その「理由」を文殊様は
「惑わされない・混乱しない自分」である、
と言われたように思いました。



地に足をつけ、
冷静に物事を推測する。


そこに必要な「叡智」が降りてくる。



そう教えて頂いたようでした。



ふ、
深い。深すぎます…orz。
けど、…確かにとても大事な事だと思いました…。

ありがとうございました。


****

その他に今日は秘蔵仏も公開されており、
気になる友人方のことをお願いしさせて頂きました。



さて、コスモスで有名なこのお寺。
実は90代の患者様に、この前お話を聞いたのですが、
昔は荒れ寺で、草が生い茂る子供の遊び場だったそうです。


「そのうち、御坊様が来られ、コスモスを植えよったんよ。」


揺れるコスモスの中に佇む多くの石仏さま。
けど、私には「植えられたコスモス」も美しいのですが、
仏様は、四季の草々に囲まれている方が美しいように感じてしまいました。

RIMG0033.jpg


目線はコスモスよりも、
草に囲まれている仏様に行ってしまいます。

RIMG0032.jpg



本堂の外に多数ある石仏様。
草に囲まれて、自然の中で微笑まれる姿に、
何故かアンコールワットで草木に囲まれた仏頭の姿が思いだされました。


時が過ぎ、
世の中が変わり、
人は争い、
時に神仏を忘れても、
ただ見つめ、
其処にある。

RIMG0034.jpg


諸行無常だけど、
其処には「無」ではなく、
何かとても温かい物を感じるような気がしました。




この後、どうしても手を加えていない自然と、お寺との調和に触れたくなり…、
浄瑠璃寺に参りました。


ススキに露草、
水引草、

日本の秋の走りの中に、
ただ在るがままのお寺です。


何か、ホッとしました。


お堂で10分程薫染…。
ここの仏様は、本当に心が鎮まります。


黙して語らず、
けど其れが一番心に染みるときもあるのですね。



さて、ここで蛇足ながら、
私がいつもやっている事を1つご紹介致します。
(すでにやってらっしゃる方は御免なさい)


正座をし…。
「ひょっとこ」の様に口をすぼめ、
出来るだけ細くゆっくりと息を吐きます。


ゆっくりと吐くと、
お腹の其処まで息が出ていきます。
次に鼻から息を吸います。


息が出た分、
自然に入ります。


手放した分、
新しいものが入ります。


肩の力を抜けつつ
丹田に力が入りやすくなりました所で、


両の人差し指側の掌から指のシワを一つ一つ丁寧に合わせて行きます。


人差し指の上の最後のシワを合わせたら、
掌全体をゆっくりと優しく押し合わせます。


びっくりするような密着感。



シワを合わせるから「幸せ(しわ あ(わ)せ)」だとも、
神の手の左と人の手の右を合わせた姿が「人の心」だとも、
諸説ございますが。


私は何とも心落ち着くので、
ちょっとご紹介してみました。



良かったら、どうぞ。




今日の般若寺も浄瑠璃寺も、
大変有意義にありがたく過ごさせていただきました。


平日の連休、
意外に良いなぁw。


連休出勤の代休休暇も今日で終わり。
とても充実した時間を過ごす事が出来ました。



さて、楽しみな日曜日まで明日・明後日頑張りましょう。
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Comment

Re: 文殊菩薩の詞と祈りの手-般若寺・浄瑠璃寺 

お写真、石仏さまに緑の草~良いですね。
般若寺を検索しましたら、開いたページが「阿」なお口のお獅子さまのUP!ビックリでございました(^^ゞ
  • posted by きぷりす 
  • URL 
  • 2013.09/29 14:59分 
  • [Edit]
  • [Res]

Re: きぷりすさん 

お返事遅れて申し訳ありませんでした

> お写真、石仏さまに緑の草~良いですね。

てへへ。実は写っていいよと言ってくださったのはあの仏様だけなんですよ。

> 般若寺を検索しましたら、開いたページが「阿」なお口のお獅子さまのUP!ビックリでございました(^^ゞ

おおw、何かご縁があるのかもしれませんですね。
  • posted by 瑚月 kogetu 
  • URL 
  • 2013.10/05 23:15分 
  • [Edit]
  • [Res]

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瑚月 kogetu

Author:瑚月 kogetu
本職>某病院異端リハビリスト。
特技>体を含めものの声を聴く
焼き肉や鍋の時に同僚に重宝される特技でもある)。

東洋系治療と自然農法に興味あり。
『美しく生きる』を考えたい人。

ブログの中の私が体験した白日夢の奇譚は、患者様の特定を防ぐために整体師・耳視師という設定の中で「月櫻(つきお)」さんに小説:白日夢奇譚という形で語って頂いております。
飽くまで本職は病院勤務で整体院は営んでおりません。
ご了承下さい。



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