Voiceless world ー魂魄白日夢奇譚ー

Voiceless world of the voice to you 声無きものの聲をあなたに。      人の不思議(魄)と白日夢の如き奇譚(魂)の物語

Archive [2013年11月 ] 記事一覧

有由有縁-日ノ本神霊紀行 エピローグ 

*** 現在、世界に広く(あまねく)開いてゆこうとする取り組みは、転換期なのだろう。 祖谷の祖霊達、剣山も、自らがその在り方を変われ。 *** 鬱金殿のこの言葉は 祖谷だけのことではなく、今の日本にとっても大事な言葉ではないかと月櫻は思っていた。 ペリー来航。 太平洋戦争。 鎖国後、色々な機会で日本は開き、変わってきた。 けどそれは見方を変えれば「開かされ、変わらされて」来たのではないだろうか。 今、自ら「...

開国の時-日ノ本神霊紀行その陸

その庵は特別だった。 以前から月櫻が心惹かれていた古民家を再生した庵は、 建っている場所からして特別であった。 もともと月櫻が「君子危うきに近寄らず」の鉄則をあっさり曲げて彼の地を訪れたのは、 その地方の芸術祭の一環として、その庵でライブがある…という事からであった。 が、行ってびっくり。 音楽に合わせて踊りましょうというスタンドライブであった。 …固まる月櫻。 … ライブで踊ったことが無い…。 盆踊りとか、カ...

産み出る願い-日ノ本神霊紀行その伍

人が神を慕うように、 神も人を愛す。出自が人であった神も自然界である神も宇宙(そら)から来た神も氏神や小さな祠を守る「感情」が残っている神はもちろん公-おおやけ-を律とする神も好き嫌いがある神もふと、固有の人を愛してしまう時がある。消え行くロウソクの一瞬の煌きがまばゆいように、集で生き合う弱き者故に、一瞬見せるその心の強い輝きに見入る方も居れば、ふと漏らした春風のような言葉や、たおやかな手の暖かさ...

君の名は-日ノ本神霊紀行その肆

神も腐れる時がある。『千と千尋の神隠し』に出てきたような「お腐れ様」は本当に居らっしゃる。それも、意外に多い。愛したものに裏切られた神も、待っても待っても待っても…誰も来ないうちに腐れた神も、愛したものを奪われた神も、死ぬことがない彼らは、それでも次元落ちして残り続ける事がある。それぞれがキーワードとする強い負の感情だけを胸に、永久の時間を時にはさまよい、時には取り憑き、時には…***暗闇に光る目達...

夢の行く末-日ノ本神霊紀行その参

今宵の話は白日夢の如くにて、言葉なきもの、世に存在せぬとされるものを “耳で視、目で聴く耳視師”月櫻(つきお)に語って頂こう。耳視師月櫻が語りし事、そは全ては白日夢(はくじつむ)の中の事とご理解いただきたく候。 ****「祖谷(イヤ)」いう地名について、柳田國男は“イヤ”・“オヤ”は元は祖霊のいます地という意味を持ち、後にその意味に合った漢字を当てはめたとする説を唱えている-wikiより。****茅葺き屋根囲...

語るもの-日ノ本神霊紀行その弐

**本日2本目アップ**集合場所から2~30分車にのり、着いた場所は「落合集落」。祭り当日は、送迎バスの停留所になる予定の場所から、正に「斜面」を少し下った所に「なこち」はありました。平屋の縁側から見る景色向かい側の山の斜面は正にこの感じ。(お借りした写真)宿泊施設になっている「晴耕」「雨読」とコンセプトが全く違い「田舎で暮らすことが出来る実証施設」であり、移住などの手引をする場所として「生き返った」...

プロローグ:祖谷の時軸(TOKIJIKU)~日ノ本神霊紀行その壱

ソラが広い…第一印象はそれであった。徳島県の山奥。平家の落人が隠れ住んだという祖谷。観光で有名な、大歩危小歩危・かずら橋よりもさらに車で1時間余。山々の谷間を縫うように通る細い車道。日本三大秘境と呼ばれる祖谷(IYA)。山と山で囲まれたソラは視野的には狭いはずなのに目に映るそれは染みこむように「広かった」。何処までも広く広くそして吸い込まれるような青であった。***11月1日から11月3日まで徳島県の東祖...

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瑚月 kogetu

Author:瑚月 kogetu
本職>某病院異端リハビリスト。
特技>体を含めものの声を聴く
焼き肉や鍋の時に同僚に重宝される特技でもある)。

東洋系治療と自然農法に興味あり。
『美しく生きる』を考えたい人。

ブログの中の私が体験した白日夢の奇譚は、患者様の特定を防ぐために整体師・耳視師という設定の中で「月櫻(つきお)」さんに小説:白日夢奇譚という形で語って頂いております。
飽くまで本職は病院勤務で整体院は営んでおりません。
ご了承下さい。



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