Voiceless world ー魂魄白日夢奇譚ー

Voiceless world of the voice to you 声無きものの聲をあなたに。      人の不思議(魄)と白日夢の如き奇譚(魂)の物語

Category [小説:奈良白日夢奇譚‐耳視師・月櫻 ] 記事一覧

三蔵法師の鬼-万燈供養会の召喚 <魅惑の奈良寺2>

長らくご無沙汰候…一年数ヶ月ぶりにセッション受けましてですね受けると気が付かなかった大事な課題に気がつくわけです。気がついちゃうと「やるっきゃないでそ」になる訳で…ここ半月、取り組んできまして、やっと一段落付いてきたかなという昨日は小満の日。明日は満月。いとよきかなではお待たせ致した白日夢の続きに参りませう***祭りの終わりと共に鬼は姿を消した。が、存在はある。『明日までこうして居る、その後は消える...

朋あり遠方より来る-守護霊奇譚プロローグ

<朋あり遠方より来る、亦楽しからずや>月櫻は論語の冒頭にある一文を思い出していた。朋=友、仮の名を快刀乱麻(かいとうらんま)の乱麻(らんま)さんとしよう。***ちなみに快刀乱麻の意味であるが、「乱麻」はもつれた麻糸のこと。 よく切れる刀で、もつれた麻の糸を見事に断ち切るという意味から、複雑な問題やごたごたした 事態を鮮やかに解決するということ。***……一々地道に選り分けるより、「もつれるなら、切って...

みつめる瞳・HITOGATA其の参

夕方の海岸。打ち寄せる波。砂浜。母は少し砂を掘り、小さなくぼみを作った。ちょうど人形が入るくらいに。母は紙を敷き、その上に大きな人形と厄払い用の小さな人形を2体、お伴として置き、塩をまいた。「どうか神様の所に行って下さい」。一心に祝詞をあげ…。そして、火をつけた。広がるドレスと敷いた紙に移った火は思いの外火力があった。このまま燃え尽きるかと思った瞬間。「ひっ!!!!」っという母の悲鳴と共に、私の目...

形なき雛人形・HITOGATA其の二

最近は柔整師などでも依頼されて自宅に訪問して施術することもあるそうだ。鶴さんは、そんな依頼先で出会った可愛らしい方であった。数ヶ月前から高熱と激しい下痢を繰り返しているうちに鶴さんの足は弱り込んでしまっていた。家人に手を引かれ数歩あるくも、膝や太ももに痛みが走り思うように力が出ない。よわい90歳近い鶴さんは、それまでは廊下を伝いながらも自分でトイレに行き、皆と共に食卓を囲み、笑い、押し車を引きながら...

人形・HITOGATA 其の一

言葉なきもの、世に存在せぬとされるものを “耳で視、目で聴く耳視師”月櫻(つきお)。こちらのブログに引越ししてからは初めての登場である。いや、そろそろ私も出て行かないと読者に存在を忘れられるのではないかと杞憂していた所であった。危ない危ない。 久々ゆえ、もう一度自己紹介を。*******************私の名は月櫻(つきお)。 耳視師である。 耳視師?、聞いた事ない? そうだろうね。 【耳視目聴】...

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瑚月 kogetu

Author:瑚月 kogetu
本職>某病院異端リハビリスト。
特技>体を含めものの声を聴く
焼き肉や鍋の時に同僚に重宝される特技でもある)。

東洋系治療と自然農法に興味あり。
『美しく生きる』を考えたい人。

ブログの中の私が体験した白日夢の奇譚は、患者様の特定を防ぐために整体師・耳視師という設定の中で「月櫻(つきお)」さんに小説:白日夢奇譚という形で語って頂いております。
飽くまで本職は病院勤務で整体院は営んでおりません。
ご了承下さい。



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